琉大、山野ビッグバンドコンテストへ 学生ジャズ最高峰 県内大学で初


この記事を書いた人 平良 正
山野の本選に向け、練習に汗を流す琉球大MOJOのメンバーら=6月13日、宜野湾市長田のヒューマンステージ

 【宜野湾】琉球大のジャズビッグバンド「モダン・ジャズ・オーケストラ」(MOJO)が、8月に東京国際フォーラムで開催される山野ビッグバンドジャズコンテストに出場することが決まった。県内大学の出場は初めて。学生ビッグバンドの国内最高峰への出演が決まり、メンバーらは「自分たちらしいステージをつくりあげる」と練習に打ち込んでいる。

 コンテストは東京の山野楽器が主催し、1970年に始まった大会で、ことしで48回を数える。

 全国から毎年約40校が出場し、ステージでのパフォーマンス、合奏、独奏の技量などを競い合う。

 琉球大MOJO(モジョ)は2006年に結成。「年に1度の腕試しを」と12年に初めて予選会に参加した。以来6年連続の挑戦で、5月の西日本予選を突破し、初の本選出場を決めた。

 部長の南波晃司さん(21)=教育学部3年=は「成績はあまり意識せず、MOJOのパフォーマンスで会場全体を沸かせたい」と話した。

 コンテスト本選は8月12、13の2日間。ことしは35校が出演し、琉球大は13日の2番手で演奏する。