ゴルフのIMGA世界ジュニア選手権の最終日は日本時間14日、米国カルフォルニア州サンディエゴで行われ、女子13―14歳の部(ランチョ・バーナードCC、5830ヤード、パー72)に出場した比嘉里緒菜(沖縄・嘉数中3年)が通算9アンダーの207で初優勝を果たした。沖縄県勢の優勝は2006年の宮里美香以来2人目。最終日は6打差の8位でスタートし、大逆転劇で栄冠をつかんだ。
比嘉は米国の芝にパットの距離感が合わなかったものの2日目を終えて、8位と優勝圏内をキープした。パットを修正した最終日は7バーディー、ノーボギーで終え、2位に1打差を付けた。
比嘉は昨年の大会で初日から首位を独走したものの、最終日に5打差を追いつかれた上にプレーオフで優勝を逃していた。
重圧をはねのけた比嘉は「去年、那覇空港で『次は優勝して帰ってくる』と皆に言ったことを実行できて良かった」と声を弾ませた。
【琉球新報電子版】
英文へ→Higa wins world junior golf championship, the first Okinawan winner since Mika Miyazato in 2006