太平洋高気圧に覆われた沖縄地方は16日、各地で晴れ間が広がり、28カ所の観測地点の内、27カ所で30度以上の真夏日となった。那覇市樋川では最高気温が平年より3度以上高い35・1度を記録し、猛暑日となった。那覇で35度を記録したのは2006年7月6日(35・0度)以来、11年ぶりとなる。那覇をはじめ、宮古島市伊良部で34・1度、宮古島市下里で33・8度、南城市糸数で31・6度など5カ所で今年の最高気温を記録した。
沖縄気象台によると、向こう1週間の前半は太平洋高気圧に覆われておおむね晴れるが、後半は湿った空気の影響で曇る所があるとしており、最高気温・最低気温は共に平年並みとしている。