神のバトン賞に古波津さんら4人 小中高生の詩を顕彰


この記事を書いた人 大森 茂夫

 県内の小中高生を対象に詩の作品を顕彰する「第15回神のバトン賞」(琉球新報社主催)の選考会がこのほど、那覇市天久の琉球新報で開かれ、受賞作が決まった。神のバトン賞に選ばれたのは、高校生の部が古波津勇人さん(沖縄ろう学校高等部3年)の「手話を使うと楽しくなる」、中学生の部は石塚大久海さん(屋我地ひるぎ学園9年)の「石は黙っている」、小学校高学年の部は金城孝哉君(西原南小4年)の「弟のランドセル」、小学校低学年の部が多和田美月さん(天久小3年)の「親子ってふしぎ」だった。

 応募総数は昨年比で3倍の1258作品。高校生の部385作、中学生の部623作、小学校高学年の部182作、小学校低学年の部68作だった。

 選考委員は山之口貘賞受賞者の市原千佳子さん、高良勉さんが務めた。表彰式は26日午後1時半から琉球新報で開催する。

 佳作は次の通り。(敬称略)

 【高校】池原妃織(コザ高2年)「最善」▽上原愛音(宮古高3年)「夢幻」

 【中学】浜川大和(池間中1年)「はま かわ やま と」▽玉城妃子(石田中1年)「窓の景色」

 【小学校高学年】宮里琉太(水納小4年)「ヤールー」▽安原登生(知念小6年)「下手で何が悪い」

 【小学校低学年】当銘航羽(大本小3年)「雨」▽金城柚輝(玉城小3年)「ぼく」