西原高が12年ぶり3度目のマーチング最高賞 オランダ国際コンクール


この記事を書いた人 大森 茂夫
12年ぶりに「ベストインターナショナル賞」に輝いた、西原高校マーチングバンド部の生徒ら=23日、オランダのケルクラーデ(同校提供)

 【西原】4年に1度オランダで開催される「世界音楽コンクール」のショー部門で、西原高校マーチング部(仲本裕樹顧問)が12年ぶりに「ベストインターナショナル賞」に輝いた。30日午後6時半ごろ(日本時間31日未明)にインターネット配信で発表された。出場61人と他の参加団体より少ない人数の中、ビートルズメドレーを演奏し、フォーメーションを工夫するなどして挑んだ。部員らは「目標にしていた賞なので、とてもうれしい」と喜んでいる。

 「ベストインターナショナル賞」は、金賞のうち、海外の出場団体から選出。西原高はショー部門で金賞を受賞。2001年と05年にも「ベストインターナショナル賞」を受賞している。

 仲本顧問は「全世界共通で歌われているビートルズに挑戦したが、会場の反応がすごく、最後は(総立ちで拍手が送られる)スタンディングオベーションだった。会場と一体となった、共感し合えるショーができた」と話した。

英文へ→Nishihara SHS Marching Band wins the top award in Netherlands’ international music contest