【佐賀県で清水柚里】サッカーJ1サガン鳥栖の招待で佐賀県を訪れている読谷村のサッカークラブに所属する児童ら20人は、滞在最終日の6日、昨シーズンで引退した元サガン鳥栖選手の磯崎敬太コーチを講師とした座学のサッカースクールを受講し、将来の夢などについて発表し、その実現に向けて意見交換した。
磯崎コーチは「どんな練習でも全力で取り組まないと相手に勝てない。常に向上心を持つことが大切だ。満足したらそこで成長は止まる」と成功の秘訣(ひけつ)を明かし、児童たちを激励した。
教室はワークショップ形式で進み、サッカーをして楽しい時やつらい時について児童たちが考えを深めた。古堅小6年の島袋悠太は「敬太先生のように活躍するディフェンダーになりたい。そのためにはボールをいっぱい触ることが大事だと思う」と決意を話した。