勝連城跡で満月ヨガ 100人、爽やかな汗


この記事を書いた人 平良 正
ライトアップされた勝連城跡と満月を眺めながら幻想的な風景の中、ヨガをする参加者たち=7日、勝連城跡

 【うるま】うるま市健康支援課は7日夜、勝連南風原の世界遺産勝連城跡「三の曲輪(くるわ)」で「お城とお月さまとヨガ」を開催した。勝連城跡では、巨大な絵と光で彩る「阿麻和利出陣祭」が20日まで開かれており、参加者たちはライトアップされた勝連城跡と満月を眺めながら、幻想的な風景の中、ヨガを楽しんだ。

 勝連南風原自治会が中心となって進める「勝連城復活プロジェクト」の一環で、当時「二の曲輪」にあったとされる城を再現した絵画がライトアップされている。ヨガのイベントはライトアップに合わせて初めて開催された。

 会場には募集定員を超える100人余の参加者が集まった。雲の晴れ間から満月も見ることができ、夏の涼風を浴びながらヨガを行った。奥田しのぶさん(50)は「世界遺産で、しかも満月を眺めながらヨガをすると聞いて駆け付けた。すごく良い体験ができた」と笑顔を浮かべた。