辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議の訪米団員らは14日、県庁で記者会見を開き、17~22日にカリフォルニア州で行う要請行動の内容を報告した。要請行動は、(1)辺野古新基地建設中止(2)沖縄北部自然林でのヘリパッド建設と運用中止(3)普天間飛行場の即時閉鎖と返還を訴える―ことが目的。アジア太平洋系アメリカ人労働者連合(APALA)25周年大会に参加して沖縄の現状を周知する展示ブースを開く。
さらに国連人権理事会特別報告者のデイビッド・ケイさんと意見交換し、民主党のバーバラ・リー下院議員らとの面会も予定している。
団長を務める伊波洋一参議院議員は「日米政府の強い圧力を打ち破るための動きを、沖縄からアメリカにも広げていくスタートにしたい」と話した。【琉球新報電子版】