飛行中止、原因究明求める 宜野湾市議会が抗議決議


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抗議決議を可決する宜野湾市議ら=18日午前10時すぎ、市議会

 【宜野湾】米軍普天間飛行場所属のMV22オスプレイのオーストラリア沖墜落を受け、宜野湾市議会(大城政利議長)は18日、臨時会を開き、同型機の飛行中止と事故原因の速やかな究明・公表を求める抗議決議と意見書を全会一致で可決した。普天間飛行場の早期閉鎖・返還と「5年以内の運用停止」実現も要求した。

 決議と意見書はオスプレイについて昨年12月の墜落や今年6月の2回の緊急着陸に言及し「トラブルが相次いでおり、住民を巻き込む大事故につながるのではないかと、市民に大きな衝撃や不安、恐怖が広がっている」と指摘した。日米地位協定の抜本的改定も訴えた。一方、事故について「墜落」ではなく「衝突落下」と表現した。

 大城議長と基地関係特別委員会委員らは18日、在沖米海兵隊や在沖米総領事、外務省沖縄事務所、沖縄防衛局に直接、抗議決議・意見書を提出する。【琉球新報電子版】

英文へ→Ginowan City Council demands Osprey flight suspension, investigation into Australia sea crash