ハワイ沖縄連合会(HUOA)とSHINKAが主催するソーシャルミキサーイベント「YUNTAKU(ユンタク)」が7月13日、米ハワイ州ホノルル市カカアコのクラブで開催された。3回目を迎えた今回のイベントには350人が集まった。
イベントはハワイのコミュニティーに、沖縄の文化、HUOA、HUOA連合クラブや芸能グループの活動を周知するとともに、若者を中心とした新規県人会会員の獲得を目的としている。会場には、泡盛を使ったカクテルの試飲や泡盛の歴史、製造工程などが紹介され、ハワイの若者の興味を引いていた。
HUOA、若者中心のイベントクラブ「SHINKA」、エイサーグループ「YOUNG OKINAWANS OF HAWAII」、琉球國祭り太鼓ハワイ支部がブースを設け、それぞれの活動を紹介し、新規メンバー獲得に励んだ。
イベントは、ちなぐエイサーによるエイサーで幕が開け、ハワイ沖縄クリエイティブアーツによる獅子舞、ダズマン・渡久地さんによる琉球舞踊、SHINKAメンバーによる余興、豪華賞品を懸けたゲームなどで会場は盛り上がりを見せた。
最後は、琉球古典安冨祖流音楽研究朝一会ハワイのメンバーによる三線の演奏に合わせて、会場総立ちでカチャーシーを踊り幕を閉じた。
今回、イベントの企画を担当したSHINKAは、2015年にハワイの20代、30代のウチナーンチュやウチナーンチュ・アット・ハート(沖縄の心を持つ人)の若者で結成されたHUOAの50番目のクラブだ。これまで沖縄コミュニティーに積極的でなかった若者たちが沖縄に興味を持つきっかけを作ることを目的に、毎月独自でイベントを開催している。
(比嘉具志堅華絵通信員)