沖縄県沖縄市が「沖縄市民平和の日」である9月7日、9・7キロのロープでつないだ折り鶴レイの長さで世界最長のギネス記録に挑戦する。市は26日、市福祉文化プラザで折り鶴レイの公開制作を行った。市民ら約60人が参加し、次々と運び込まれる折り鶴をギネスの規定に合うよう整え、ひもに通す作業を行った。
市福祉文化プラザのホールでは、折り鶴の色や形を整える人と、10メートルのひも1本に対して350羽の折り鶴を通す人に分かれて作業が行われた。参加者は1羽1羽を丁寧に扱い、記録達成に向けて黙々と作業を続けた。27日の作業と合わせて、折り鶴レイは2・5キロに達する見込みだ。
折り鶴レイの制作作業は27日と9月2~5日までが市福祉文化プラザで、9月6日が市体育館でいずれも午前9時から行われる。測定式は市体育館で9月7日午後2時半から行う。
市市民部平和・男女共同課の石原亜希子課長は「記録達成には皆さんの協力が必要だ。市内外問わず協力できる方は課に連絡をしてほしい」と話した。問い合わせは同課(電話)098(939)1212(内線2216)。