【南風原】南風原町商工会、南風原町観光協会、南風原町役場のメンバー13人が、3カ月で体重の1割削減、全員で103・9キロのダイエットに挑戦していた「D1グランプリ」の最終測定が1日、南風原町商工会で行われた。それぞれ2・6キロ~17・7キロのダイエットに成功した。全体では81・3キロの減量で、3人が1割以上の減量を達成した。惜しくも目標には届かなかったが、3カ月前と比べスリムになった姿にお互いを笑顔でたたえ合った。
92・1キロから17・7キロの減量に成功した町商工会の金城昌之さん(36)は「結果が出ない時期もあったが、やり続けることで乗り越えられた」と語り「人生も同じかな。大切なことはダイエットが教えてくれた」と笑った。減量の鍵となった自転車は、今後も続ける予定だという。
合言葉は「もうデブとは言わせない」。運動や食事制限は個人で取り組むが、お互い励まし合いながら目標に挑戦できるのがD1の特徴だ。町商工会の金城和也さん(39)が呼び掛け、2014年から開催している。
「そういえば、もうデブって言われない」。1回目から参加している町企画財政課の祝嶺春俊さん(36)は、バドミントンとランニングに励み、今回初めて目標減量を達成した。8月に行われた県実業団ランク別バドミントン選手権大会で優勝した祝嶺さん。「ダイエットのおかげでバドミントンで勝てるようになった」と充実した表情を見せた。
9キロの減量に成功した和也さんは「D1は自分との闘い。これをきっかけに今後も健康づくりに努めていきたい」と語った。