琉球新報社 
【与那原】沖縄県内で女子ラグビーを普及・活性化させようと１日、「琉球アイランドガールズラグビーフットボールクラブ」が発足した。高校生以上の女子プレーヤーを募集している。クラブ代表の林拓司さん（４０）が４日、活動拠点予定地の与那原町に古堅國雄町長を訪ね、「県内には女子ラグビープレーヤーが少ない。ラグビーを続けられる環境や場所をつくりたい」と話し、活動場所などの協力を求めた。
現在、県内で活動している一般の女子ラグビーチームは中部を活動拠点にしている「沖縄レディース」のみ。練習試合をしようにも相手が見つかりづらい現状がある。
一方県外では２０１６年に女子代表ラグビーチーム「サクラセブンズ」がリオデジャネイロ五輪に出場したことを契機に注目が集まり、新チームの発足が相次いでいる。
林さんは「南部にも女子ラグビーに興味のある人たちはいるはずだ。沖縄レディースと互いに刺激し合い、高め合えれば」と期待を込める。
１０月にはラグビー体験企画を予定している。参加申し込み・問い合わせはホームページで受け付ける。http://www.rigrfc.okinawa/
