【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で19日、米軍キャンプ・シュワブのゲート前には市民約40人が座り込み抗議を続けている。
午前9時過ぎ、県警機動隊が市民を排除し、砕石などを積んだ工事車両66台がシュワブ内に入った。市民らは「基地ができれば米軍が犯罪を繰り返す。日本は民主主義、独立国家ではないのか。沖縄差別をやめろ」と訴えた。
海上では抗議船4隻が展開。「N5」護岸建設予定地付近では、作業ヤードでクレーンが砕石を移す作業が確認された。「K9」、「K1」両護岸建設予定地では、作業の様子は確認されなかった。【琉球新報電子版】