交通安全、大城ミヨさんに感謝 玉城小学校前で指導35年 FMなんじょうが特番


この記事を書いた人 平良 正
大城ミヨさん(右)を囲んで番組に臨む交通少年団代表児童、當銘哲也交通係長(右から2人目)=15日、南城市大里のFMなんじょうスタジオ

 【南城】35年にわたり、朝の登校時に玉城小学校前で交通安全指導を続ける大城ミヨさん(83)=沖縄県南城市玉城=に、感謝を伝えようと15日、南城市大里のFMなんじょうで、大城さんを招いた「敬老の日特別番組」があった。玉城小の交通少年団の代表3人が手紙を朗読、「いつも登校時に私たちを見守ってくださりありがとうございます」と感謝を伝えた。

 大城さんの長年の活動に、児童らと一緒に感謝しようと与那原署が企画した。番組は、當銘哲也与那原署交通係長が進行役を務め、FMなんじょうの下里富造取締役放送部長も立ち合った。

 玉城茂音君=同小5年=が「大城さんの学校や地域での安全見守りのおかげで安心して登校できます」と感謝した。生一(きいち)風花さん=同=は「横断歩道を渡る時は信号を見て左右しっかり確認することをいつも教えてもらっています」と誓った。新垣桜菜さん=同=が「笑顔であいさつする大城さんを見習って、もっとあいさつが上手になるよう頑張りたいです」と述べた。

 感謝の言葉に、大城さんは「笑顔をいっぱい浮かべた皆さんからの朝の爽やかなあいさつで、逆にパワーをもらっています。どうもありがとう。一緒に頑張りましょう」と喜びの表情で語った。
 (知花幸栄通信員)