男子ゴルフの「HEIWA×PGMチャンピオンシップ」が11月2~5日の4日間、沖縄県恩納村のPGMゴルフリゾート沖縄で開催する。パシフィックゴルフマネージメント(PGM)の広報担当者らが26日、琉球新報社を訪れて大会をPRした。賞金は国内最高峰の総額2億円で優勝賞金は4千万円。高額大会のため優勝すれば一気に賞金王に躍り出る可能性もあり、見逃せない戦いとなる。
ホストプロとして宮里聖志や弟の優作、池田勇太らが迎える。5月に行われたチャレンジトーナメント第3戦で優勝し、本大会への出場権を獲得した嘉数光倫も出場を予定している。
会場となるPGMゴルフリゾート沖縄は老朽化が進んでいた沖縄国際GCを青木功プロの改造監修の下、約3年かけて改修した。景観を重視した大胆な伐採により変貌を遂げ、目前に海が広がるなど沖縄の自然を目で楽しむことができ、難しい仕掛けがちりばめられたコース設計となった。青木プロは「世界中のコースのいいところをつまみ食いした。ここで勝ったら青木に勝ったと思って楽しんでもらいたい」とコースに思いを込めていたという。
PGM広報部広報グループの髙野進一郎マネージャーや永岡亨啓グループ長は「宮里兄弟や嘉数さんなど、県出身者に頑張って盛り上げていただきたい。会場に足を運んで指笛を鳴らしてほしい」と多くの来場を呼び掛けた。入場料は前売り券が4枚つづりの各日共通の4千円で当日券は各日1500円。大会はテレビやインターネットなどで生中継される。