暑さで体調不良115人 南風原町 4~7月、児童生徒


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 【南風原】南風原町内の公立小中学校で、今年4月から7月までに暑さによる体調不良を訴えた児童・生徒数が、115人だったことが分かった。

 26日の町議会9月定例会の一般質問で、宮城寛諄議員の質問に、赤嶺正之教育長と宮平暢教育部長が答えた。

 同町の普通教室の冷房設置率は小学校で6%、中学校で15%。設置が遅れている理由について、宮平教育部長は「(防衛省の補助金など)市町村によって財源に大きな違いがある。南風原は耐震化を優先的に整備してきた」と説明。「環境改善へ早期に取り組む重要性は認識している。実施計画を定めて整備を進めたい」と述べた。

 19年に増築工事が予定される南風原小学校と津嘉山小学校では、増築部分の普通教室には冷房が設置される予定だという。

 2016年7月1日から15日に測定された調査では、町内の教室の平均気温は31・6度で、最高気温が34度の日もあった。