八重山地方の市民らでつくる平和団体「平和憲法を守る八重山連絡協議会」は4日、石垣市の石垣空港に緊急着陸した米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが9月29日から駐機を続けていることを受け、抗議活動を行った。市民約20人が機体が見える空港のフェンス近くに集まり、オスプレイの退去を求めた。
市民は「オスプレイは石垣、沖縄、日本から撤退せよ」「NOオスプレイ」などとシュプレヒコールを挙げた。長期にわたって駐機することで、観光への悪影響を懸念する参加者もいた。
同協議会は、オスプレイが石垣空港を離れるまで、毎日午前10時から抗議を続けるとしている。【琉球新報電子版】