お月さまとランラン 伊平屋ムーンライトマラソン


この記事を書いた人 平良 正
月明かりの下、ゴールを目指すランナーたち=7日午後8時54分、伊平屋村我喜屋(大城直也撮影)

 【伊平屋】「星の声援、月の伴走」をテーマに第23回伊平屋ムーンライトマラソン(主催・同実行委員会、共催・琉球新報社)が7日、沖縄県伊平屋村の友愛と健康の広場を発着点に開催された。ことしはフルとハーフに計760人が出走し、674人が完走した。完走率は88.7%。

 フルマラソン男子は、初出場の大山翼(30)=浦添市=が3時間1分11秒で初優勝した。同女子は初出場の佐川絵美(41)=東京都=が3時間44分25秒で栄冠に輝いた。

 この日は朝から強い日差しで、気温30度を超える真夏日となった。参加者は、沿道の声援や三線の音に励まされ、爽やかな風と共に島内を駆け巡った。
 海に沈む夕日と、日が暮れて雲間から少しのぞく月を見ながら参加者は時折写真を撮ったり立ち止まったりして笑顔で大会を楽しんだ。後夜祭では輝く月の下で、うたげを楽しんだ。

 同大会はフルマラソンに175人が出走し、131人が完走。ハーフマラソンは585人が参加し、543人が完走した。