全国から選抜された小中高生でつくる「スーパーキッズ・オーケストラ(SKO)」の沖縄初公演(主催・琉球新報社、共催・沖縄市、まちづくりNPOコザまち社中、協賛・沖縄ツーリスト、企画・ビューローダンケ)が8日、沖縄市の沖縄市民会館で開催された。大人顔負けの高度な技術と、熱気あふれる演奏で観客を魅了した。
難曲の「フィドル・ファドル」では踊りながら楽しそうに演奏した。第一線で活躍するコントラバス奏者の幣(へい)隆太朗さん、バイオリン奏者の島田真千子さんとも共演し、情景が浮かぶような演奏を聴かせた。
最後は県内四つのジュニアオーケストラの子どもたち10人と「芭蕉布」を演奏した。名護ジュニアオーケストラの呉屋あかりさん(名護市立大宮中1年)は「共演できて楽しかった。私も大きい音を出せるよう頑張りたい」と話し、浦添市ジュニアストリングスの金城裕音(ゆうと)さん(那覇市立石嶺中1年)は「演奏がそろっていて1人で弾いているみたいだった。自分も頑張りたい」と刺激を受けていた。