【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対し、米軍キャンプ・シュワブゲート前付近に座り込みをしている市民らは18日、在冲米海兵隊が東村高江で不時着炎上した米軍ヘリと同型機が飛行訓練を再開すると発表したことを受けて、「原因も解明されていない。十分な説明もされてないままで、あり得ない」などと抗議の声を上げた。
横浜から参加している大学生の小松玲葉(あきは)さん(20)は「飛行再開は、いかに(抗議の)声が届いていないかということを感じた。放射能の影響も明確にされていないのに何を考えているのか」と語った。
ゲート前付近では約40人の市民らが集まり、次々にマイクを握り「やはり基地は必要ない」「これ以上の差別は許さない」と訴えた。18日午後1時現在、資材搬入は行われていない。【琉球新報電子版】