体操安里(北中城出身)が種目別跳馬V 全日本シニア選手権


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安里圭亮

 体操の第50回全日本シニア・マスターズ選手権大会が27日、三重県の四日市中央緑地体育館で行われ、男子種目別跳馬で北中城村出身の安里圭亮=宮里中-興南高-福岡大出、三重・相好クラブ=が15・000点で優勝した。カナダのモントリオールで開かれた世界選手権を6位で終え、調整してきた安里は「跳馬で注目を浴びると思ったので、しっかり立てて良かった」と喜んだ。

 安里は10月8日に閉幕した世界選手権(カナダ・モントリオール)に県関係では22年ぶり、自身初となる日本代表として出場し、男子種目別の跳馬で6位に入った。
 安里は興南高から福岡大に進み、大けがによるブランクを経て体幹や下半身トレーニングを徹底した結果、跳馬が得意種目となった。大学卒業後は三重県の相好体操クラブの声が掛かり、指導者をしながら競技を続けている。