クイズなどで移民の歴史学ぶ やえせ国際交流フェスタ初開催 30日は「世界のウチナーンチュの日」


この記事を書いた人 松永 勝利
クイズに答えながら移民の歴史を学んだ「やえせ国際交流フェスタ2017」の参加者ら=29日午前、八重瀬町の八重瀬町中央公民館

 【八重瀬】30日の「世界のウチナーンチュの日」に合わせて「やえせ国際交流フェスタ2017」(八重瀬町教育委員会主催)が29日、八重瀬町の八重瀬町中央公民館で開かれた。多くの町民に移民の歴史を理解してもらうことが目的で、今回が初開催。第1部には子どもから大人まで約60人が参加し、クイズや写真を通して移民の歴史を学んだ。
 第1部の冒頭では海外にいるウチナーンチュの人数や、渡航にかかった時間などがクイズで出題された。その後、写真を数枚紹介しながら、現在も移民先と沖縄の交流が続いていることを説明した。
 家族5人で参加した竹内璃子さん(9)=東風平小3年=は「移民という言葉も知らなかった。今も仲良しと聞いてびっくりした」と話し、積極的に説明を聞いていた。【琉球新報電子版】