米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移転に伴う新基地建設で、建設に反対する市民ら約40人は30日午前、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で「違法工事中止せよ」などと書いたプラカードを持って並び、米軍車両が基地外に出るのを阻止する行動を展開している。
午前11時現在、新基地建設に伴う土砂や資材の搬入、海上での建設工事は確認されていない。
市民らは阻止行動のほか、台風22号の直撃で台風対策をしていたゲート前テントの復旧作業も実施した。屋根代わりのシートをヒモで木の骨組に縛り付けたり、椅子を固定したりした。作業は、テント設置は違法として指導を続けている沖縄総合事務局北部国道事務所の職員が監視していた。【琉球新報電子版】