【中城】第7回護佐丸ウオーキング(吉の浦総合スポーツクラブ主催)が12日、沖縄県中城村新垣区の歴史の道「中城ハンタ道」で開かれた。3キロと6キロの2コースが設けられ、世界遺産・中城城跡を目指して、参加した家族連れなどの150人は景色を楽しみながら歩いた。健康意識の向上や、地域の歴史を知ってもらおうと開催している。
コースとなった世界遺産・中城城跡へと続く中城ハンタ道は、国指定史跡となっており、新垣グスクやペリーの旗立岩などがある。各地点で歴史ガイドによる説明もあり、参加者はメモを取るなどして、耳を傾けていた。
3キロのコースを歩いた山田勝琥(よしたけ)君(7)は「チョウチョを見るのが楽しかった」と笑顔を見せた。母親の悦子さん(50)は「普段は通れない道を歩き、歴史の説明を聞くことができた」と満足した様子だった。