【西原】沖縄森永乳業(西原町、知念良明社長)は、西原町内に住む高校生らが組織しているNSBP(西原町学生ソーシャルビジネスプロジェクト)の活動を支援しようと、NSBPの生徒らによる演劇「さわりんと運玉義留」の広告を森永ヨーゴの商品に掲載する。
13日、西原町役場で沖縄森永乳業の喜屋武盛浩販売本部長とNSBP代表の上運天聖大(せいた)さん(17)=西原高2年=らが会見し、コラボ企画を発表した。
沖縄森永乳業は2009年に那覇市繁多川から西原町東崎に移転した。同社が同町のイベントなどで協力できないか持ち掛け、今年6月に町と「町事業への協力に関する包括協定」を結んだ。町の事業のNSBPに対してはドリンクを提供するなど支援してきた。
15日から販売する946ミリリットルのパック計18万本にNSBPの活動と、「さわりんと運玉義留」に関する広告を掲載する。
会見で沖縄森永乳業の喜屋武販売本部長は「若い皆さんの健全育成に協力できれば」と話した。
NSBP代表の上運天さんは「広告を掲載していただいてありがたい。演劇も頑張りたい」と述べた。
「さわりんと運玉義留」は18年1月21日に町のさわふじ未来ホールで上演予定。午後1時半と同4時半の2回公演で、入場料は千円(大人、子ども同料金)。問い合わせは町産業観光課商工観光係(電話)098(945)4540。