パラシュート訓練の米兵、フェンス外に 伊江島のサトウキビ畑、被害報告なし


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 16日午後6時半ごろ、沖縄県伊江村の米軍伊江島補助飛行場でパラシュート降下訓練中だった米兵2人が、フェンスを越えて同村東江上の耕作地に落下したことが分かった。

 米兵にけがはない。村によると、6人で降下訓練をしていたところ2人がフェンスの外に落下した。

 米軍施設から北に200メートル離れた草地と南に150メートル離れたサトウキビ畑にそれぞれ着陸した。周辺に民家はなく、農作物にも目立った被害はない。

 伊江村によると、落下地点は米軍提供区域内だが、同村住民が耕作地や牧草地として使用している。

 米軍や防衛局から訓練実施について村への事前通知は定められておらず、今回もなかった。村は「状況については17日に再度確認したい」としている。