研さんの技 壮麗な調べ 琉球古典芸能祭が開幕、30日まで


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第52回琉球古典芸能祭の幕開けで斉唱する受賞者ら=20日、沖縄県那覇市のパレット市民劇場

 琉球古典芸能コンクールの受賞者らが出演する第52回琉球古典芸能祭(琉球新報社主催)が20日、沖縄県那覇市のパレット市民劇場で開幕した。30日までの5日間、県内4カ所で公演が行われる。今年は舞踊、三線、箏曲、太鼓、笛、胡弓の新人、優秀、最高各賞を計530人が受賞した。晴れの舞台で研さんを積んだ芸を披露する。

 20日は新人、優秀、最高各賞の受賞者らによる琉球古典音楽斉唱で幕開け。舞踊最高賞を受賞した宮崎花澄さんは爽やかな「むんじゅる」を、同じく最高賞の池間香苗さんは色香の漂う「加那ヨー」を踊った。

 22日と30日は那覇市の県男女共同参画センターてぃるる、27日は沖縄市民会館、29日は名護市民会館で行われる。24日にはパレット市民劇場で八重山古典芸能祭が行われる。いずれも午後5時開演。当日券1800円。問い合わせは琉球新報社読者事業局(平日のみ)098(865)5255。
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