世界空手連盟主催の国際大会・空手1シリーズA沖縄大会は26日、那覇市の県立武道館で最終日を行い、男子団体形日本代表チーム1の喜友名諒、金城新、上村拓也(以上劉衛流龍鳳会)は初戦から完勝し、決勝でも日本代表チーム2を5―0で圧倒して金メダルを獲得した。
喜友名、金城、上村は2014~16年にかけて県内で開かれたプレミアリーグを3連覇し、初開催のシリーズAも制した。喜友名はプレミアリーグでの個人形3連覇を含め今大会も個人で頂点に立っており、地元開催の国際大会で4年連続の個人・団体2冠の達成となった。
試合後の会見で喜友名は「練習の中で大事にした基礎力が生きた。個人も団体も全て5―0での狙い通りの優勝を達成できてうれしい」と喜んだ。
16年10月の世界選手権で男子団体形に初出場し、初優勝を飾った3人。金城は「周りの期待も大きく王者のプレッシャーもあったが、関係者の応援が力になった」と感謝した。上村は「先輩の喜友名さん、金城さんに追い付け追い越せで頑張っていきたい」とさらなる活躍へ意欲を語った。