多重事故で米兵重体 沖縄自動車道、車6台衝突


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車両6台の衝突事故が発生、北向け車線が通行止めとなった沖縄自動車道=1日午前10時半ごろ、沖縄市知花

 1日午前4時50分ごろ、沖縄市の沖縄自動車道下り線で、車6台が衝突する多重事故が起きた。Yナンバーの普通乗用車を運転していた米海兵隊曹長の男性(44)が前方の車と接触事故後、車外に出たところ米海兵隊2等軍曹(28)の乗用車がはねた。曹長の男性は頭蓋底骨折などのけがを負い、意識不明の重体で、本島中部の病院に搬送された。

 県警交通機動隊によると、最初の追突事故で横転した車の後方で停止した軽自動車に、Yナンバー車が接触し路肩に停車した。後方から来た米軍の公用貨物車が軽自動車に衝突後、中央分離帯やYナンバー車に接触した。Yナンバー車から外に出た米海兵隊員男性が、後方から来たYナンバー車にひかれた。

 横転した車に乗っていた50代男性は、軽傷を負ったが命に別条はない。

 事故現場は沖縄自動車道の沖縄南インターチェンジ(IC)から沖縄北ICへの北向けで、同区間は午前5時すぎから11時半ごろまで約6時間通行止めとなった。通勤時間帯と重なり、沖縄南ICから南に最長で約15キロの渋滞が発生した。