空手の全日本選手権最終日は10日、東京・日本武道館で行われ、個人形はいずれも世界王者が制し、男子は喜友名諒(劉衛流龍鳳会)が6連覇、女子は清水希容(ミキハウス)が5連覇を果たした。
喜友名は1回戦から決勝まで4戦を全て5-0で圧勝した。決勝では新馬場一世(西濃運輸)を相手に迫真のアーナンを演武し、5本の審判旗全てをさらった。
体重無差別で争われた個人組手の男子は渡辺大輔(日本空手松濤連盟)が昨年の世界選手権84キロ級覇者で4連覇を目指した荒賀龍太郎(荒賀道場)を決勝で破って初優勝した。試合は2-2で終わり、先に点を挙げていた渡辺の勝利となった。同女子は世界選手権68キロ超級優勝の植草歩(高栄警備保障)が決勝で宮原美穂(帝京大)に2-1で勝って3連覇した。
英文へ→Ryo Kiyuna wins 6th straight Emperor’s Cup at Japan Cup Karatedo Championship