13日に沖縄県宜野湾市の普天間第二小学校で発生した米軍ヘリの窓落下事故で14日午前、沖縄県警は米軍の許可を得て、米軍普天間飛行場内に入り、事故機体の写真撮影などの鑑識活動を実施した。県警が基地内に立ち入って調査するのは異例。
宜野湾署によると、乗組員からの聞き取りなどの協力は得られていないという。また左肘の痛みを訴えていた小学4年の男子児童には外傷や骨折もなかったことも発表した。
県警や日本政府による機体の検証や乗員への聞き取り、整備記録の確認などに応じるかについて、在沖米海兵隊は「既に日本政府や地元の当局とは調査に関して緊密に協力している。
詳細な情報が分かり次第共有し続ける」とした。また事故で米側のけが人はいないと回答した。【琉球新報電子版】