社会

CH53E安全確認まで飛行させず 米軍が宜野湾市議会に説明 同型機点検行われる

牽引される窓を落下させたとみられるCH53Eヘリコプター=15日午前10時27分、宜野湾市の米軍普天間飛行場

 【中部】宜野湾市の普天間第二小学校に米軍ヘリの窓が落下した事故で、県などが全機種の飛行停止を求める中、15日も宜野湾市の市街地では米軍ヘリや輸送機オスプレイが飛行を続けている。米軍は15日、キャンプ瑞慶覧の在沖米海兵隊司令部に抗議に訪れた宜野湾市議会に対し、事故機と同型機のCH53E大型ヘリコプターについては安全が確認されるまでは飛行させない意向を示したという。

 15日午後1時30分現在、CH53E大型輸送ヘリコプターの離陸は確認されていない。


抗議後、取材に応じる宜野湾市議会の大城政利議長ら=15日午前11時半すぎ、米軍キャンプ瑞慶覧石平ゲート前

 米軍普天間飛行場では15日朝から窓を落下させた機体を含め、CH53E大型輸送ヘリコプターの点検が行われた。事故機ではない同型機で、点検のために取り外したとみられる非常ドアの窓を元の位置にはめる作業も見られた。

 米軍キャンプ瑞慶覧の在沖米海兵隊司令部へ15日、抗議に訪れた宜野湾市議会の大城政利議長らによると、米軍は事故機と同型機のCH53Eヘリについては「原因を公表し、安全が確認されるまで飛ばさない」と強調した。


取り外された窓をCH53Eヘリコプターにはめこむ米兵(手前)と窓を落下させた機体(奥)=15日午前10時34分、宜野湾市の普天間飛行場

 在沖米海兵隊司令部のロナルド・アップリング政務外交部渉外統括官とレベッカ・ガルシア広報部長が話したという。

 抗議後、大城議長らは取材に応じ、「米側の発言を重く受け止める」と期待する一方、「地元としては全機種を飛行停止してもらいたいと伝えた」と述べた。【琉球新報電子版】


牽引される窓を落下させたとみられるCH53Eヘリコプター=15日午前10時27分、宜野湾市の米軍普天間飛行場


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