在沖米海兵隊は18日午後5時すぎ、普天間第二小学校に窓が落下した事故について「人為的ミス」によるものと正式に発表した。事故原因を公表したことで、近く飛行を再開するものと見られるが、再開日時は明らかにしていない。
米軍の報告を受けた防衛省によると、搭乗員が飛行前に緊急脱出用の窓のレバーが適切に固定されていないことを見落とし、レバーが誤ってまたは不注意により動いたことで、米軍機から落下したとした。その上で、防衛省は「事故は当該機固有の問題」とした。
防衛省は米軍の発表を受け「CH53Eの飛行を再開するための措置がとられたと判断できる」と飛行再開を容認した。同時に米軍機の飛行については「安全確保に万全を期すよう求めていく」とした。【琉球新報電子版】