宮城 久緒 
【東京】小野寺五典防衛相は１９日の会見で、米軍普天間飛行場所属の大型輸送ヘリコプターＣＨ５３Ｅの窓が普天間第二小学校に落下した事故を巡り、米軍が普天間周辺の学校上空の飛行について「最大限可能な限り避ける」ことなどを再発防止策としていることに対し、「基本的には飛ばないと認識している」との見解を示した。
普天間飛行場周辺の学校上空の飛行について、日米は既に「できる限り避ける」として回避することで合意しており、守られていないのが現状だ。
窓落下が、固定するワイヤの付け忘れなど二重の人的ミスだったことについては「飛行する前に確認することを徹底することで落下事故は防げたと思っている。そこは徹底させたい」と指摘した。【琉球新報電子版】
