元琉球銀行頭取の崎間晃氏が死去 経済発展尽力


この記事を書いた人 Avatar photo 島袋 貞治
崎間晃氏

 琉球銀行の頭取や会長、沖縄県商工会議所連合会会長や沖縄県経済団体会議議長などを歴任し、沖縄県経済の発展に貢献した崎間晃(さきま・あきら)氏が19日午前2時27分、肺炎のため那覇市内の病院で亡くなった。85歳。那覇市三原出身。自宅は那覇市三原2の29の11。告別式は22日午後2時から3時、那覇市松山1の9の1、大典寺で。喪主は妻節子(せつこ)さん。

 崎間氏は1954年に琉銀へ入行。常務や専務を経て85年に頭取に就任し、93年から会長を務めた。

 95年に那覇商工会議所会頭、沖縄県商工会議所連合会会長、96年に沖縄県経済団体会議議長に就任した。沖縄県内経済界の代表として国や沖縄県などへの要請、提言を積極的に行った。83年に発足した沖縄経済同友会の設立にも尽力し、初代代表幹事を務めた。

 95年には沖縄県社会福祉協議会会長も務めた。

 沖縄県経済の発展に尽力したことから、2006年に県功労者として表彰された。