ジューシーでぽかぽか 沖縄の冬至


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冬至に向け、トゥンジージューシーを作る大城清子さん。月桃の葉で包む=21日、南風原町津嘉山(具志堅千恵子撮影)

 きょう22日は二十四節気の一つ「冬至」。1年で最も日の出から日没までの時間が短く、夜が長くなる。沖縄県南風原町の大城清子さん(70)は21日、大城家恒例のトゥンジージューシーを作った。県産豚や島野菜を使って6合、15人分を一気に炊き上げた。

 ジューシーは祖母から受け継がれた味で、豚とカツオだし、シイタケの風味がごはんに染みわたっている。月桃の葉で包むと香りも一段と良くなる。大城さんは「栄養をたっぷり取って、みんなで元気よく年を越したい」と目を細めた。沖縄気象台によると向こう1週間、はじめは高気圧に覆われて晴れる日もあるがその後は、寒気や湿った空気の影響で曇りの日が多い。