志喜屋 優勝逃す 全日本レスリング


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 レスリングの全日本選手権第2日は21日、東京・駒沢体育館で新たな階級区分による男女の計10階級決勝などが行われ、男子グレコローマンスタイル97キロ級の志喜屋正明(浦添工業高-国士舘大卒、自衛隊体育学校)は奈良勇太(日体大)に逆転負けし、惜しくも優勝を逃した。奈良は旧階級を含めて2年連続2度目の日本一となった。同72キロ級の島袋慶生(浦添工業高-日体大)は準々決勝で敗退した。女子は59キロ級で川井友香子(至学館大)が初制覇した。76キロ級では世界選手権75キロ級銅メダルの鈴木博恵(クリナップ)が旧階級を含め、2年連続4度目の頂点に立った。男子グレコローマンスタイルの55キロ級で田野倉翔太(東京・自由ケ丘学園高教)が4年ぶり3度目、フリースタイル125キロ級で荒木田進謙(青森県協会)が3年ぶり6度目の優勝を飾った。

男子グレコローマン97キロ級決勝 ローリングを仕掛ける志喜屋正明(青)=21日、東京都の駒沢体育館(屋嘉部長将撮影)