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紅型手法で壁画再生 児童35人、やんばる描く

 【うるま】うるま市みどり町5・6丁目自治会(金地陽子自治会長)の放課後学童クラブ35人の児童が28日、自治会の壁に紅型の手法を使った絵画を完成させた。やんばるの森をイメージし、ヤンバルテナガコガネやガジュマル、アカショウビンなどを黄色の下地に描いた。金地会長は「子どもたちの自信にもつながった」と新しい壁画の完成を笑顔で喜んだ。


公民館の壁に紅型でヤンバルクイナなどの絵を描いた放課後学童クラブの児童ら=26日、うるま市みどり町5・6丁目公民館

 公民館入り口の壁画には、約10年前に同地区の子どもたちが描いた作品が描かれていた。年月がたち「壁画も一部はげてしまったので、学童で新しい壁画を描いてもらおう」(金地会長)と、紅型の手法を使って新しい壁画を制作。10月から、昆虫や植物などの型を制作し始め、26日から3日間で完成させた。

 同自治会は県の補助事業を活用し、7月から沖縄の伝統文化に関する講演やワークショップなどを開催。紅型の歴史や手法などを学び、夏休みには「海」をテーマに思い思いの作品を紅型で表現した。

 上江洲慧(けいと)君(10)は「模様を入れるとき失敗したけど、直すために色塗りを頑張った」と話した。ヤンバルクイナを描いた吉田心愛(ここな)さん(12)は「みんなで協力して頑張って描いたから、一生の思い出に残ると思う」と誇らしげに語った。