正月、木下大サーカス 公演にぎわう 大技の瞬間、大歓声


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手に汗握るサーカスの演技に驚きの表情で見入る家族連れら=3日、豊見城市の豊崎タウン特設会場

 沖縄県豊見城市の豊崎タウン特設会場で開催中の琉球新報新本社ビル落成記念プレ事業・木下大サーカス沖縄公演(琉球新報社主催)は3日、年末年始、連休を利用した大勢の家族連れでにぎわった。2日には、来場者が5万人を突破するなど好調だ。

 ホワイトライオンたちのかわいらしいしぐさや手に汗握る空中ブランコの成功には多くの観客から歓声と拍手が湧き起こった。

 西表島から来た喜屋武勇二さん(27)は「スリルある空中ブランコはとても楽しかった。1歳の息子は舞台のキラキラとした照明に興奮して見入っていた」と笑顔を浮かべた。妻の美幸さん(30)は「町中で目にするバイクもサーカスの演目に出ていて驚きだった。大人が一番楽しめたかも」と声を弾ませた。