原因は「ギアボックスに電気的事象」 警告灯点灯で「予防着陸」 防衛局長が説明


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公明党県本の議員(左側)に読谷村の米軍ヘリ不時着の原因について説明する沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長(右から3人目)=9日午前、沖縄防衛局

 沖縄県宜野湾市にある米軍普天間飛行場所属のAH1攻撃ヘリ1機が読谷村の一般廃棄物最終処分場の敷地内に不時着した問題で、沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長は9日午前、不時着の原因について「テールローター(後部回転翼)のギアボックスで微少な電気的事象をセンサーが検知し、警告灯が点灯したため、いわゆる予防着陸を行った」と述べた。

 同日、抗議に訪れた公明党県本の議員に説明した。

 不時着したヘリは9日午前7時20分ごろに離陸し、約6分後に所属する普天間飛行場に着陸した。【琉球新報電子版】