「標的の島 風かたか」が2位 キネマ旬報「文化映画」部門 「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」は7位


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「標的の島 風かたか」のワンシーン(c) 「標的の島 風かたか」製作委員会

 2017年公開の映画を対象とした第91回キネマ旬報ベスト・テンが11日正午に発表され、沖縄関連では沖縄の基地問題や先島の自衛隊配備問題などを取り上げた三上智恵監督の「標的の島 風(かじ)かたか」が「文化映画」部門で2位になった。

 政治家・瀬長亀次郎さんを取り上げた佐古忠彦監督の「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」が「文化映画」部門の7位に選ばれた。

「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」のワンシーン(桜坂劇場提供)

 「文化映画」部門の1位は伏原健之監督の「人生フルーツ」だった。

 そのほか「日本映画」部門は「夜空はいつでも最高密度の青色だ」(石井裕也監督)、「海外映画」部門では「わたしは、ダニエル・ブレイク」(ケン・ローチ監督)がそれぞれ1位になった。【琉球新報電子版】

英文へ→Okinawa-related movies ranked in top 10 of Kinema Junpo’s movie ranking