【南城】任期満了に伴う南城市長選挙が14日、告示された。午前11時現在、届け出順に、4期目を目指す古謝景春氏(62)=自民、公明、維新推薦=と、元衆院議員の瑞慶覧長敏氏(59)=社民、社大、共産、自由、民進推薦=の2人が立候補を届け出ており、保守と革新の一騎打ちとなる見通しだ。投開票日は21日。
14日午前、両候補は各後援会事務所で出発式を開いた。
古謝氏は市佐敷新開での出発式で「12年、未来を見据えてやってきた」と実績をアピールし、市政継続を訴えた。
瑞慶覧氏は市大里で開いた出発式で「市民が主役の南城市をつくっていきたい」と話し、市政刷新を掲げた。
南城市では2010年以降、無投票が続いており、8年ぶりの選挙戦が展開される。【琉球新報社電子版】