女子7人制ラグビーの国際大会「OKINAWA SEVENS(沖縄セブンズ)2018」が2月24、25日に沖縄県読谷村の残波岬ボールパークで開催される。日本ラグビーフットボール協会の森重隆副会長や石嶺伝実読谷村長らが15日、県庁で記者会見を開き、概要などを発表した。森副会長は「ラグビーはまだまだ知られていないが、来年の世界ワールドカップにつながるような大会にしていきたい」と意気込んだ。
沖縄セブンズは20年の東京五輪出場世代や、その次の世代の選手発掘、強化や育成などを目的に、17年に同ボールパークで開催されており、今回が2回目。
参加チームは日本選抜2チームとアメリカ、イングランド、オーストラリア、カナダ、フィジー、ロシアの8チーム。大会1日目は4チームずつのリーグ戦、2日目は順位決定戦を行う。日本選抜のメンバーは2月に決定予定。観戦は無料。
前大会で参加国からグラウンド環境や地元のホスピタリティーなどが好評だったことから、今回も同じ場所で開催されることとなった。県ラグビー協会の宮城博会長は「昨年に引き続き開催できて喜んでいる。関係者だけでなく、多くの県民がラグビーの良さを知るきっかけになる大会にしたい」と語った。石嶺村長は「世界各国の一流選手のプレーを県内だけでなく全国からも見に来てほしい」と多くの観戦を呼び掛けた。
会見後は、森副会長らが富川盛武副知事を表敬した。