2月4日投開票の名護市長選に3選を目指す現職の稲嶺進氏が政策に掲げた「ネオパークオキナワに、県と連携してパンダの招致活動に取り組む」との公約について、翁長雄志知事は19日の定例会見で「今の時点で実現できるというものが見えてきている」と話し、県も意欲的に取り組む考えを示した。
翁長知事は、半年ほど前からパンダ招致の動きが関係者からあったことを説明。「大変可能性の熟度は高い」とした。名護市との連携について「実現性が出てきたら一緒にやりたい」と前向きな姿勢を表した。
パンダ誘致に対しては、同市長選に出馬を表明している新人の渡具知武豊氏の陣営は「つがいで2頭借りると、1年間でレンタル料は8千万円超、経費は6億円かかる。税金でパンダを借りる前にやることがある」などと批判している。