市長変わると「予算付かない」 豊見城市長がFB投稿 南城市長選で現職投票訴え


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宜保晴毅豊見城市長が1月18日に投稿したフェイスブック

 【豊見城】沖縄県の南城市長選の選挙期間中に、豊見城市の宜保晴毅市長が自身のフェイスブックに「南城市民の皆様、選択を間違えるとたいへんなことになりますよ!南部東道路の予算も付きませんよ!」と投稿していたことが24日までに分かった。投稿は18日付で、24日午後8時現在、閲覧できる状態だ。

 投稿した理由について宜保市長は「南部東道路について国と交渉を続けてきたのは古謝景春氏で、国とのパイプは重要だと経験で感じてきた。(古謝氏でなければ)予算が付かない可能性があると考えている」と、投稿の理由を説明した。

 沖縄国際大学の安原陽平講師(憲法学)は「今回のケースでは、選挙結果が予算に影響するという不正確な情報が含まれている」と指摘。その上で「法的には問題ないが政治的には疑問が残る。公人は選挙運動で影響力を持ちやすいため、不正確な情報や誤解されやすい情報の扱いには特に注意しなければならない」と語った。