沖縄県は2018年度の一般会計当初予算について、7310億円とすることを決めた。沖縄県議会2月定例会に提案する。18年度当初予算は前年度比で0・6%少ない微減となっている。当初予算の減額は2年連続。一方、5年連続で7千億円台は確保した。
県関係者によると、18年度の一般会計当初予算はアジアの経済成長を取り込むことを目的とした「アジア経済戦略構想」などの実現に力点を置いた。また福祉や子どもの貧困対策など、県の振興計画「沖縄21世紀ビジョン基本計画」で掲げた「潤いと活力をもたらす沖縄らしい優しい社会」に沿った視点の事業への予算配分を手厚くした。【琉球新報電子版】