小中学生、古典で輝き 若衆芸術祭開幕 国立劇場


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 琉球芸能の次世代育成を図る第2回おきなわ伝統芸能「若衆芸術祭」(琉球新報社、沖縄芸能連盟主催)が3日、浦添市の国立劇場おきなわで始まった。10、12日を合わせて3日間、小中学生191人が舞踊や古典音楽を披露する。協賛は沖縄美ら島財団、陶芸家の則松金蔵さん、琉球舞踊奉納団、久保田照子チャームスクール、大光鉱山、沖縄時事出版、第一交通産業。

 各日の成績上位の団体・個人に若衆優秀賞を授与し、優秀賞の中から特に成績優秀な個人に県知事賞、県教育長賞、若衆大賞を授与する。

 初日は16組が出演し、はつらつとした舞台を繰り広げた。初日の若衆優秀賞は次の通り。(敬称略)

 【音楽】薫流瑞鼓の会瑞慶覧薫太鼓研究所、長浜真海(琉球箏曲興陽会長浜まさ子箏曲研究所)、琉球古典音楽野村流伝統音楽協会

 【舞踊】団体=玉城流踊(うどぅ)ぃ飛琉(はる)宮城恵子琉舞道場(黒島口説)、親泊流八重の会金城伊都子琉舞研究所、安座間本流大北満(うふにしみつ)之会新垣満子・知名菊美・山城亜矢乃琉舞研究所▽個人=福原佑一朗(貞扇本流貞扇会山内小夜琉舞道場)、山崎樹里(金城伊都子研究所)、山城穂華(玉城流扇悦乃会譜久村悦子琉舞研究所)

※注:山崎樹里の「崎」は、崎の大が立の下の横棒なし

器楽合奏を披露する薫流瑞鼓の会瑞慶覧薫太鼓研究所=3日、浦添市の国立劇場おきなわ
「黒島口説」を踊る玉城流踊ぃ飛琉宮城恵子琉舞道場=3日、浦添市の国立劇場おきなわ