社会の一線で活躍する気鋭の個人や団体をたたえる第40回(2017年度)琉球新報活動賞の贈呈式と祝賀会が9日夜、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれた。「一隅を守り千里を照らす」を基本理念とし、社会、教育、産業、文化・芸術、地域振興、出版文化の6部門で、6団体5個人を表彰。琉球新報社の富田詢一社長が表彰状や記念品を贈った。
受賞者は平田久雄氏(沖縄・台湾交流振興会会長)=社会活動、沖縄いのちの電話(国吉守理事長)=同、しんぐるまざあず・ふぉーらむ沖縄(秋吉晴子代表)=同、山城克己氏(伊江島観光協会元会長)=地域振興、NPO法人エンカレッジ(坂晴紀理事長)=教育活動、沖縄昆虫同好会(比嘉正一会長)=同、渕辺俊一氏(株式会社JCC代表取締役会長)、渕辺美紀氏(同社代表取締役副会長)=産業活動、宮里好一氏(医療法人タピックグループ理事長)=同、演芸集団「フリーエンジョイカンパニー」(FEC、山城智二社長)=文化・芸術活動、石川真生氏(写真家)=同、高文研(飯塚直代表取締役社長)=出版文化活動。
富田社長は式辞で「大きな志を持って、社会や地域、県民のために尽力されてきた。功績に心から敬意を表したい」と述べた。