恩納村や国頭村など本島北部の複数の西側海岸で10日も、油状の塊や油が付着したペットボトルなどの漂着物の発見が相次いだ。先月に奄美大島の西約300キロの東シナ海で発生した、石油タンカーと貨物船の衝突による油流出事故との関連性も含めて、第11管区海上保安本部(11管)が調査を進めている。
11管によると10日、恩納海浜公園ナビービーチで油状の塊10個、油が付着した浮遊物1個を確認した。国頭村謝敷海岸、同村佐手海岸などでも油が付着したペットボトルが約20~30本、救命胴衣、発泡スチロールなどの漂着物が確認された。